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上十三の特産品図鑑
ながいも
青森県のながいもは無漂白。アクが少なく、皮をむいても色が変わりにくいのが特徴です。匂いの少ないブナの木屑と一緒に箱詰めにして出荷するから新鮮です。
ながいも10の魅力
- 生・煮る・焼く・油で揚げる、もちろん「とろろ」にしても美味しくいただけます。
- 冷暗所に置けば、長期保存できます。
- 食物繊維がたっぷり!腸をきれいにします。
- 常食すると体力がつき、慢性の病気にもよいと言われています。
- ビタミンcを豊富に含んでいますので、しみ・そばかすの防止に!
- ながいも独特の粘りには、体内でタンパク質をうまく活用させる効果があると言われています。
- 一緒に食べたコメなどのデンプンを含む食品の消化を助けます。 天然の「消化薬」です。
- 神経の高ぶりをしずめる効果のあるビタミンB1・B2で、イライラも解消!
- 代謝促進物質が含まれ、滋養強壮・強精強壮の源として役立ちます。
- 乾燥したものは、漢方では「山薬(サンヤク)」と呼ばれ、消化促進・下痢止め・肌を潤す・気力をつける効果があるとされています。
ながいもの栄養素
デンプン質/タンパク質/ビタミンB1/ビタミンB2/カリウム/食物繊維/アミラーゼ/ムチン
- ながいもの栄養価は高く、たんぱく質やミネラル、糖質、ビタミンb群、ビタミンcなどを豊富に含むほか、粘液質のムチン、消化酵素のジアスターゼをはじめ、酸化還元酵素や尿素分解酵素などの多くの酵素、コリン、サポニン、アミノ酸などがバランスよく含まれている健康野菜です。
- ねばねばにはムチン・サポニン・アラントイン・コリン・ブロブリンなどさまざまな代謝促進物質が含まれ、滋養強壮・強精強壮の源として役立ちます。ムチンは、オクラやナメコと同じ粘液質で、山のうなぎともいわれるほど精がつく効果があります。
- ダイコンの3倍もある消化酵素のジアスターゼのほか、アミラーゼ・カタラーゼ・グルコシターゼなど多くのでんぷん分解酵素を含むので、食物の消化を助け、疲れた胃腸をいたわる作用があります。
- デンプンは普通、生だと消化が悪いものですが、ながいもの場合は生の方が消化がよく、一緒にとった他のデンプンの消化までも手助けしてくれます。
良いながいもの選び方
皮の色が肌色で、ふっくらと太くまっすぐに伸びたもの。ひげ根が残っており、切り口が白いもの。皮の表面がなめらかでつやのあるもの。
ながいもの保存方法
まるごと一本のままでしたら、新聞紙に包んで風通しのよい場所か冷暗所に置けば、長期保存できます。使いかけのものは、切り口が空気に触れないようにラップでぴっちりと包んで冷蔵庫へ入れましょう。すりおろしてとろろ状のものは冷凍保存も可能です。冷凍用のポリ袋に入れ、薄い板状で冷凍しておくと、必要な分だけ割りやすいので便利です。解凍は自然解凍します。
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